わたしのみつけたいとしいひとは

わたしのそだった

いとしいまちでは

すべてが歪んでいたのです


星と糸をみるみるはりめぐらせて

だれもがじょうずに

うそをつく


わたしのみつけたいとしいひとは

すべてを受け入れてくれました

ことぼをみるみるふくらませては

いつでもじょうずに嘘をつく


だから

今は正直でいればいいと

ぎゅっと

抱きしめてくれました