きみってひとは

きみってひとは

いつまでもいつまでも

服からとれない

コロンの香りみたいだ


前ぶれもなく鼻先をかすめて

いたずらっぽく笑うんだ


ひどい言葉ばかりだったのに

なんで忘れられないんだろね

冷たい仕打ちばかりだったのに

なんで思いだしちゃうんだろね


きみの不器用な愛し方が

なつかしいよ

とても