指定席あなたにささやく愛の言葉を私は知らないあなたに手渡すやさしい言葉を私は知らないあなたに聴かせる切ない調べを私は知らない幾度も見失って幾度も不安になってそれでもたどり着くいつものビターなキスと風のようなハグあなたの腕の中が私の指定席 25Oct2012ふたり
夏の花あなたの背中越しに黄色の花が幾重にも重なってこちらを見つめてた何も告げず何も責めず静かに見つめてたあの日の微かな花の香りが部屋にまだ残っている失われたはずの季節が部屋にまだ居座っている 21Oct2012ふたり