影のない街町を赤錆の色に染め抱えた痛みにまぶたを閉じるもう少し昨日がやさしければよかったともう少し明日が遠ければよかったと君がつぶやいても光の粒が踊る音はまだ手の届かない遥かのかなた28May2012ふたり
うた記憶の道標をたどり瞳を濡らす闇の夜ミエナイ熱に憧れてもたどり着けない言葉のかけら見つければ 「本当」がこの手に残るか見つかれば 「今日」を歩けるか見つめれば 「光」を信じられるか閉じた闇を開ける鍵を今音にのせるきみに届きますよう14May2012INORI